PanfixTM
日本のブランドをアジアへ
ビジュアルが国境を超える
誰にでも伝わるコミュニケーションを
創造する
ニチバン株式会社はセロテープに代表される文房具製品や救急絆創膏など日常の様々なテープ材を製造、販売する総合メーカーです。私たちはニチバンのアジア拠点の設立にあわせ、セロテープの海外ブランド名であるPanfixのブランドアッププロジェクトとして、ブランドのキービジュアルから、Web、パンフレットのデザインを担当しました。
cl : ニチバン株式会社
セロハンテープは1930年にアメリカにて誕生しました。日本では、絆創膏などを製造していたニチバン(当時社名 日絆工業)が、当時日本に駐留していたGHQからセロハンテープ製造の打診を受けたことをきっかけに、1948年に「セロテープ」として国内販売を開始。1950年には海外向け製品としてPanfixが誕生しました。
ブランドの特徴を最大化する
グラフィックデザイン
Panfixブランドでは発売当時から赤と青を基本カラーとしていました。私たちはこの印象的な配色をアジア展開へのキーになると考え、全てのブランドコミュニケーションにおいて、このカラーリングを軸としたブランドビジュアルを構築しました。
創業以来、1億8000万キロメートル相当のテープを販売してきたニチバン。地球4,500周分という膨大な販売量となるこの実績を地球をモチーフにダイレクトに表現したキービジュアル。
100年続くメーカーとして自宅、オフィス、学校など人々の生活の側に寄り添ってきた歴史と信頼を象徴したグラフィックデザイン。
赤と青の色、製品であるテープ、ニチバンの歴史など、様々な切り口からデザインを検証し、届くビジュアルコミュニケーションを模索しています。
製品を使用した写真表現。
色面の美しさの中に製品が際立つ構図で
ブランドの世界観を醸成します。
インフォグラフィックで
製品クオリティとブランド世界観を共に伝える
製品説明をグラフィカルに表現したインフォグラフィックを制作しました。製品のクオリティと同時にブランドの世界観を広げています。このインフォグラフィックはアジアで展開される小包装パッケージに採用され、ブランド価値をわかりやすく訴求する情報資産として機能しています。
カーボンニュートラルな天然素材
世界的に流量の多い石油系の透明(OPP)テープとは異なり、Panfixのセロハンテープは再生可能な植物資源である樹木(木材パルプ)を原料とした、天然素材のフィルムです。さらに巻心には再生紙を使用しています。1948年から一貫した植物性の原料を使用し続けてきたセロテープ。地球環境への関心が高まる中、製品の背景や原料をわかりやすいビジュアルで紹介し、意味があるモノとしてブランド価値の向上を目指しました。
デジタルからフィジカルまで、
ブランド世界観を統一する
キービジュアルやコンテンツを統一されたイメージでWebサイトやリーフレットに展開しました。様々なタッチポイントのクオリティをキープすることで、ユーザーの貴重なブランド体験を最大化します。
Panfix グローバルサイト
製品紹介だけではなくセロテープの歴史やインタビューなど、デジタルの強みである情報量を活かしたWebサイト。
Panfix パンフレット
原寸で製品を紹介し、実感として製品ラインナップを理解できる、
フィジカルな良さを活かしたパンフレットデザイン。
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